屋根の防水工事はどうやって進めるの?

沖縄の屋根は陸屋根が多いため水がたまりやすく、また紫外線の影響も強く受けるためきちんと防水していないと雨漏りへのリスクが高まります。しかし実際に防水工事がどのように進むのか、気になってはいないでしょうか?

今回は、ウレタン防水を使用した屋根の防水工事が、どのように行われるのかをご紹介します!

防水工事の進め方①下準備

防水工事をするといっても、いきなり防水塗料を塗り始めるわけではありません。防水工事は、効果を発揮させるためにも下準備がとても大切です。

まずは屋上に上がり、現状をきちんと確認します。ひび割れがどの程度あるのか、またコンクリートの状態はどうなってるのかをしっかり調査しておきます。

そして、業務用の高圧洗浄機を使用し、屋上にこびりついたコケやカビなどの頑固な汚れを落としていきます。この作業は、防水工事のなかで最も重要といってよいほど大切で、ここで手を抜き汚れが残ると防水塗料がうまく接着してくれません。

しっかり汚れを落としたあと、ほかの場所より低くなって水たまりができるようになっていた部分に水がたまらないよう、不陸調整を行います。

防水工事の進め方②ウレタン防水の塗りつけ

しっかり乾かし、高低差をなくしたら、まずは「プライマー」と呼ばれる接着剤をぬっていきます。この接着剤は、屋上に防水塗料をしっかりくっつけることが役目です。

プライマーを塗り終わったら、1回目のウレタン防水流し込みを行い、厚さ1mmに塗りつけていきます(中塗り)。ウレタン防水が固まったら、2回目を流し込み、上塗りをします。ウレタン防水が2mm以上の厚さにならないと効果が半減してしまうため、状況に応じて3回目を行うこともあります。

そして最後に、「トップコート」と呼ばれる保護材を塗って仕上げです。保護材は紫外線からウレタン防水を守る役目もあるため、トップコートを塗らないと沖縄の強い紫外線では防水効果が長持ちしません。

作業は悪天候でなければ、1〜2日で終了しますが、作業の途中に雨が降ってぬれてしまった場合には、時間がかかるため注意しましょう。

まとめ

ウレタン防水は、他の防水方法と比較すると安価でおすすめですが、効果を発揮する均一の厚さに、しかも素早く塗り広げるのは熟練した技術が必要です。そのため防水工事になれた会社を選ぶことが最も重要といえます。

辰技建は、屋上の防水 工事の経験も豊富です。まずはお見積もりだけのご相談も承っておりますので、いつでもご連絡してください。