洗面台をリフォームしよう!〜洗面ボウルの種類〜

洗面所を造作でリフォームしてオリジナルの洗面台を作るときには、メインとなる洗面ボウルをどのようなものにしようか考えるのも楽しみのひとつです。

洗面ボウルの素材にはいろいろな種類がありますが、今回はそのなかから人気がある4種類をご紹介します。

陶器製洗面ボウルの特徴

洗面ボウルのなかでも、もっとも人気があるのが陶器製の洗面ボウルです。メーカーのユニット洗面台でも、ほとんどが陶器製の洗面ボウルを採用しています。そのため種類が多く、価格もお手頃なのが特徴です。

また信楽焼など、各地の焼き物でできた陶器製の洗面ボウルも販売されていて、個性を出したい方に人気があります。

陶器は硬いため傷がつきにくく、上品なツヤがあって汚れにくいことがメリットですが、反面衝撃に弱いため、硬いものを落としてしまったときにひび割れてしまう可能性があるので注意が必要です。

ホーロー製洗面ボウルの特徴

ホーローは金属の上にガラスのコーティングを施した素材で、ツルツルした表面が美しく、汚れがつきにくいのが特徴です。

素地が金属のため頑丈ですが、表面はガラス質のため硬いものを落としてしまうとガラスのコーティングが欠けてしまうことがあります。そうなった場合には、そこから水分が入り込んで素地の金属がさびてしまうことが欠点です。

また急激な温度変化にも弱いため、熱湯を使用したあとに冷水をかけるようなことをした場合にも、破損の恐れがあります。

人造大理石製洗面ボウルの特徴

人造大理石製の洗面ボウルは、大理石と名はついていますが、アクリル樹脂やポリ樹脂などが主成分のため樹脂製とされる場合もあります。

樹脂が素材のため生産が容易で、また自由に成型できるためさまざまな色やデザインのものがあるのが特徴です。陶器製やホーロー製と違って割れにくいため、硬いものを落としても問題はありません。

一方人造大理石は、陶器製やホーロー製と比較すると細かな傷がつきやすいのが欠点です。使用する洗剤などに注意しないと、研磨剤などが入ったものを使用してしまうとツヤがなくなってしまいます。また着色しやすいため、染毛剤などの使用は避けなければなりません。

まとめ

メーカーのユニット洗面台は便利ですが、造作で自分好みの洗面台を作るのもおすすめです。オリジナルの洗面台を作るときには、ぜひイメージにあう洗面ボウルを探してみてください。

辰技建では、洗面台のリフォームも行っていますので、どうぞお気軽にご相談してくださいね。