トイレリフォームここが知りたい:トイレ交換時期はいつ?

トイレにおいてメインである便器やタンクは、陶器製という事もあり傷やひび割れなどが生じない限り100年間は使い続ける事ができますが、構成している部品は陶器に限らずタンク内に水を溜めるゴム製の部品やプラスチック製の部品も存在しているため、実際には7年から10年間が交換時期の目安となります。

もちろん、ゴム製の部品やプラスチック製の部品が7年から10年間にわたって正しく機能するのは破損などが生じていない場合なので、目安となる年月が経過していなくてもこれまでに見られなかった変化が見られるようになった時には速やかに交換しましょう。

最初に見られる変化として多いのが水漏れですが、水漏れが起こるとタンクに備わっている水を流すレバーを操作していないにも関わらず、少しずつ水が便器内に流れ続けてしまいます。
また、レバーを操作してタンクから水を出した時に以前に比べて流れが悪くなっているように感じられた時には、配管に問題が生じている事が多いです。

流れが悪くなってしまうとトイレットペーパーなどが流れにくくなり詰まりやすくなってしまう上に、慢性的に流れが良くない状態が継続すると水が溢れ出てしまう事もあるので、放置せずすぐに対処しましょう。

便器や床、壁の隅々に至るまできっちりと掃除を行っていても爽やかな香りに戻す事ができない時は床や壁に臭いを発する物質が残ってしまっているため、掃除を行っても香りや汚れが気になるようになった時には空間全体を対象にしたトイレの交換時期です。

そして、和式便器から洋式便器に変更したい場合はもとより既に洋式便器が採用されていたとしても、進化し続けている画期的かつ利便性が高く感じられる機能を利用したいという気持ちが強くなった時も交換時期として最適です。

今日のトイレは目覚ましく進化を遂げており、温水機能が搭載されている事の他に自動的に洗浄してくれる機能や臭いを解消してくれる機能がありますし、従来型に存在していた背後のタンクが存在していないタイプもあります。

タンクが存在していないタイプはスペースが広くさせられるようになる事に加え、節水を実現しつつ水の勢いを良くする事が可能なので新型に交換すると水道代を低くさせつつ快適性が増します。

トイレの設備を交換したり空間をリフォームするという事は高い頻度で行う事ではないため、これからも長年にわたり生活をし続けていく事を考えて計画していく事も大切です。


年齢を重ねると、これまでは気にならなかった便座に腰を下ろす時の姿勢や立ち上がる時の動作が気になるようになるため、安心感を持ちつつ快適に着座したり立ち上がる事ができるよう、手すりも設ける計画を立てたり足元に優しいクッション性が高い床材を選ぶのも良いです。


さらに、個室内はリビングなどの生活空間に比べると気温が低くなりやすい特性もあるので、生活空間との気温差が気になるようになった時も健康面を考えると交換時期となります。
交換作業は配管や電気設備などに向き合って進めていく上に、新たにコンセントなどを設けたい時にはより一層高い電気設備に関する知識を必要とするため、個人的に作業を行うのではなく業者に依頼する事が安心です。

業者に依頼する際に大切なのは、施工に着手する前段階にしっかりと担当者に現場に訪れてもらって確認してもらいつつ、必要とする費用や日数に関して具体的な情報をもらう事です。


施工をする範囲が広くなるほど完成までに要する日数が長くなるため、事前に要する日数を理解しておく事ができれば工事中にトイレを使用する術について余裕を持って考えられるようになります。


このように業者に依頼して作業を行ってもらう事が基本ではありますが、割れてしまった便座の交換のみであれば店頭で便座のみを購入し付け替えるといった作業が個人的に簡単に行なえます。

辰技建ではトイレの交換も含めたトイレリフォームに多くの実績があり
プロの視点でアドバイスできると思います。
お気軽にご相談下さい。